孤独死の8つの対策方法を専門家が解説


近年「孤独死」する方が増加傾向にあるといわれています。万一そうなってしまったら、後相続人や周囲の方に迷惑をかけてしまうでしょう。


孤独死を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?


今回は孤独死を防止するための8つの効果的な対処方法を専門家が解説しますので、不安を抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

第1 孤独死のリスクが高いタイプ


孤独死を防ぐには、まずは「どういった状況になると孤独死のリスクが高くなるのか」知っておく必要があります。


以下のような方は要注意といえるでしょう。


1 高齢者


2 一人暮らしで持病がある


3 経済的な困難を抱えている


4 社会との接点がない


5 親族がおらず天涯孤独、または親族がいても疎遠でほとんど連絡をとっていない

第2 孤独死を防止するための対策方法


孤独死を防ぐためには、以下のような方法が有効です。



1 親族と頻繁に連絡をとる


子どもや甥姪、兄弟姉妹などの親族のいらっしゃる方は、できるだけ頻繁に連絡をとりましょう。毎日メールやLINEでやり取りしていれば、何かあったときに連絡が途絶えるのですぐに異変に気づいてもらいやすくなります。



2 見守り家電を利用する


親族と毎日連絡を取るのが負担になる場合、「見守り家電」を使う方法がお勧めです。たとえば見守り家電用の電力ポットを使うと、離れて暮らす子どもたちなどの親族に電力使用量が通知されるので、無事を確認できます。
一般の家電量販店などに市販されているので、ぜひ試してみてください。



3 近所付き合いをする


近所の方と会ったら挨拶をするなど、最低限のご近所付き合いはするようお勧めします。
何かあったとき「最近姿を見かけないな」と不審に感じて異変に気づいてもらえる可能性が高くなるからです。



4 社会との接点を作る


体力や気力のある方は、社会との接点を作りましょう。
たとえば社会人サークルに参加したりスポーツジムに通ったりボランティアに参加したりする方法があります。そういった場所で人間関係ができれば、一人暮らしがしんどくなったときに相談できますし、急に来なくなったときに心配して探してもらえたりするでしょう。



5 弁当の宅配サービスを利用する


自宅にてお一人で過ごされる方の場合、お弁当の宅配サービスを利用する方法も有効です。
毎日お弁当を届けてもらっていれば、呼び出しても出てこないときに不審に思われて異常に気づいてもらえる可能性が高くなるでしょう。



6 かかりつけ医を決めて通院する


持病のある方は、かかりつけ医を決めて定期的に通院しましょう。
体調に変化があればすぐに気づいてもらえるので、孤独死を防ぐ効果があります。



7 サービス付き高齢者住宅へ入居する


健康な状態や軽く介護が必要な状態であれば、サービス付き高齢者住宅への入居もお勧めです。
施設によっても内容が異なりますが、食事がついていて安否確認を行ってもらえるなどのサービスを受けられます。



8 介護サービスを利用する


自分一人での生活に難を感じてきたら、行政の介護サービスを利用しましょう。
訪問介護を受ければ、介護士が定期的に通ってきてくれるので異変があればすぐに対応してもらえます。通所介護(デイサービス)を利用すれば、施設から自宅に迎えに来てもらって定期的に通所できるので、孤独死を防ぎやすくなるでしょう。


独居がいよいよ困難となったら介護施設への入所も検討してみてください。施設に入ったら常に職員が見回ってくれるので孤独死の危険はほぼなくなります。

第3 生前整理の重要性


来たるべき死期に備えるには、「生前整理」をしておくようお勧めします。


どこにどのような財産があるのか、誰にどの遺産を遺すのか、お葬式はどのようにしてほしいのかなど、遺言書やエンディングノートを作成しておけば、遺された人が対応しやすくなるからです。


孤独死へのベストな対策方法は、その方のおかれた状況によっても異なります。当事務所では孤独死対策や生前整理、遺言書作成などの対策に専門的に取り組んでいますので、不安のある方はお気軽にご相談ください。

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