※内容を一部変更しています。
@場所
東京都23区内
A孤独死の状況
高層マンションで1人で暮らしていた被相続人が心疾患により死亡。
季節:春
比較的気温の低い時期であり、死後3日目に発見されたため臭いの問題は発生せず。
B発見までの期間
死亡から約3日後
C事件性の有無
警察による現場検証の結果、事件性なし
D身元特定までの期間
約1日間
被相続人(80代・男性)には、法定相続人となる兄弟及び甥姪が12名おり、全国各地に点在していた。また相続人の中には疎遠な親族もおり、相続人間で手続を進めることが困難なため、相続財産・債務・遺言の調査から、相続人間の連絡調整、遺産分割協議書の作成、預金や株式の相続手続と各相続人への分配までを受託。
また、孤独死が発生したマンションについても、これを売却して各相続人で分配することとし、その売却手続から売却代金の分配までの全ての手続を受託した。。
@建物
延べ床面積約77u
物量40立方メートル、作業人員6名
処分・撤去費 42万円
@相続手続の一括支援サービス
(フルサポートサービス)
A孤独死が発生したマンションの売却手続
@マンション内の立ち入り調査
↓
A戸籍謄本を含む必要書類の取寄せ
↓
B預金・株式の残高調査
↓
C債務調査
↓
D遺言調査
↓
E財産目録の作成
↓
F遺産分割協議書の作成・取り交わし
↓
Gマンションの名義変更
↓
H預金・株式の払戻し
↓
I各相続人への送金
↓
Jマンションの売却
↓
Kマンション残置物の処分・手配
↓
Lマンション売却代金の各相続人への分配
↓
M税理士の紹介
孤独死が発生したマンションは、駅から徒歩5分ほどの距離にある築8年のタワーマンションの高層階。死後3日で発見されたため、孤独死による物理的な影響はほとんどなかった。
売り出し開始から1週間ほどで、複数の購入希望があり、一番条件の良い大手マンション業者に売却した。
孤独死による減価は5%ほど。
売買契約書の特約事項欄に下記内容を記載の上、告知を行った。
第〇条 本物件建物内において、 年 月 日頃、前所有者が〇〇〇により死亡し、同年 月 日に発見されています。
@相続税の申告
※申告時期:相続発生から10ヵ月以内
A不動産売却に伴う譲渡所得税申告
※申告時期:譲渡の翌年の2月〜3月15日
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